![]() |
薄毛・抜け毛は、原因や遺伝的要因などから、いくつかの種類に分けられます。
病的、生理的なものを含めた脱毛の種類は下記のようになります。 壮年性脱毛症
成人男性で徐々に脱毛が進行する脱毛症のことで、加齢によりヘアサイクルの成長期が短くなり、硬毛が軟毛化する脱毛症です。髪の生え際がだんだん上がって額が広くなっていくタイプ、頭頂部が薄くなってくるタイプ、前頭部と頭頂部双方が薄くなるタイプや、額の左右の上部から薄くなり始め、アルファベットのMのように、徐々に頭頂部に向かうパターンもあります。
男性型脱毛症
男性の10人に1人の割合で発症すると言われ、主に30〜40歳代から症状が目立ってくるケースが多いです。
頭部全体ではなく、前頭部から後頭部にかけて脱毛したり後退していくのが特徴です。「男性ホルモン」が関与していると考えられています。 女性の場合は、女性ホルモンが男性ホルモンの働きを抑制するため、男性型脱毛症に悩まされる事はないと考えられていました。 しかし、過度のストレスや閉経、加齢、無理なダイエット、出産等により女性ホルモンの分泌量が減少したりホルモンバランスが崩れると、女性も男性型脱毛症になる場合があります。 円形脱毛症
何の前ぶれもなく突然髪の毛が円形、楕円形、不整形に抜けてしまう症状。 性別も年齢も関係なく、誰にでも起こりうる脱毛症です。 現在のところ円形脱毛症の原因ははっきりとしていません。ストレス説と末梢神経不全説が一般に言われていましたが、近年では、自己免疫説などの説も上げられています。 だいたい 半年から1年くらいで自然治癒することが多いようです。 ひこう性脱毛症
乾燥したフケが大量に出るのが特徴。大量のフケが毛穴に詰まって炎症を起こし、毛髪の正常な成長を妨げることによって抜け毛が増えます。 ひこう性脱毛症は、洗浄力の強いシャンプーによって必要以上に洗髪した場合に起こる事が多いようです。 脂漏性(しろうせい)湿疹による脱毛
皮脂の過剰分泌や、洗髪を怠ることで毛穴に皮脂が詰まり、細菌が繁殖して毛根や頭皮が炎症を起こします。その結果、毛根に悪影響が及び休止期の毛髪の脱毛が異常に増加します。 このように、皮脂の過剰分泌による脂漏性湿疹が原因で脱毛が増加する症状を、脂漏性脱毛症と呼びますが、男性型脱毛症も同時に発症しているケースが多いと言われています。 女性のびまん性脱毛症
薄毛は男性特有の症状のように思われてきましたが女性にも起こります。 女性型脱毛は、ほとんどが全体的に頭髪が薄くなるため、びまん性脱毛(びまん=一面にという意味)と呼ばれています。髪の毛が広い範囲でまんべんなく薄くなり、特に頭頂部の皮膚が透けて見えるほどになります。 中年以降の女性によく見られます。 分娩後脱毛症
妊娠後期にはエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が増加するため、成長期が維持され抜け毛が減少します。
出産後にはホルモンのバランスが元に戻るため、成長期を維持してきた髪が一気に休止期に入り、抜け毛が増加し、それによって髪が薄くなったと感じることもあります。 しかしこれは一時的なもので、ほとんどは産後半年〜1年ほどで回復します。 抜毛症(ばつもうしょう)
正常な毛を自分で抜いてしまう抜毛症(脱毛症)。 学童期の子供に多い一種のクセで、主に過度のストレスが原因と言われています。 髪の毛の一部を指でつまんで抜くため、脱毛箇所は不規則な形をしていることが多いです。 そのほか、甲状腺分泌機能障害、膠原病、梅毒などの全身性の病気や、投薬による副作用等によって脱毛が起こる場合があります。 男性の場合、早い人は10代後半から脱毛が始まる人がいたり、30代で急激に薄毛が進行する人もいますので、薄毛が始まる年齢や進行のスピードにかなり幅があるようです。脱毛症が疑われる場合は、規則正しい生活習慣のチェックと専門医による診断が重要となります。 |
|
©2005 ez-select All Rights Reserved. |