スキンケアに関する用語集
スキンケア、基礎化粧品に関する用語を集めました。
- AHA
アルファヒドロキシ酸(α−Hydroxy Acid)の略で、フルーツに多く含まれるため、俗にフルーツ酸と言われています。
AHAは、皮膚の角質層の結合力を弱める作用があり、日頃のケアで落としきれない角質層による皮膚のカサつきやクスミを防ぎます。ケミカルピーリングなどに用いられます。
- L-システイン
美白成分として話題のL-システインは、毛髪・皮膚・爪を形成するアミノ酸で、体内に広く分布しています。
ビタミンCと共にメラニンの形成を抑制してシミ・ソバカスを予防したり、抗酸化ミネラルのセレンを運搬する働きによって、X線などの放射線から体を守ったり、有害金属を排出する働きがあります。皮膚の再生を助け、爪や皮膚を健康に保つ美肌効果も。ただし、過剰に摂取すると活性酸素を増してしまうため、注意が必要。
- アクネ菌
アクネ菌とは、皮膚に一番多く存在し皮脂を栄養に増殖してにきびの原因となる細菌のことです。
この菌は、皮脂を好み毛穴の中で分解して脂肪酸を作り、毛穴にたまった脂肪酸がUV(紫外線)や酸素などによって酸化し、黒ずんだ皮脂が角栓をつくる黒にきびや炎症をおこした赤にきびの原因となります。
正しい洗顔が効果的ですが、洗いすぎも皮膚を痛めてしまいます。PDT治療(特定波長の光を照射する治療法)は、細菌によるにきびの治療に有効。
- アンチエイジング
日本語で言えば「抗老化」、「抗加齢」。
アンチエイジングとは、加齢による衰えを、スキンケアや医学的治療によって改善し、さらに老化そのものを遅らせるための技術のこと。 アンチエイジングの本質は「健康な身体を保ち、質の高い長生きをする」ことにあります。医学的な分野から生まれたこの考え方は、人生をより快適で質の高いものにするためにも、老化を単なる自然現象として簡単に受け入れるのではなく、老化を予防し改善していく積極的な取り組みとも言えます。
- くすみ
くすみとは、透明感がなく肌の血行がよくない黒ずんだ状態のことで、角質層が厚くなることによって起こります。 化粧残り・皮脂の酸化・加齢などにより肌の新陳代謝(ターンオーバー)がうまくいかなくなるのが原因です。新陳代謝の低下は角質層を厚くして真皮の肌色が見えにくくなってしまい、透明感のない黒ずんだ肌色になってしまいます。くすみの防止には、マッサージにより血行を良くする、フェイストレーニングで顔面筋などを鍛え新陳代謝を促す、抗酸化物質のビタミンCやEや鉄分を含む栄養をとることなどがあります。厚くなった角質層を取り除くケミカルピーリングは、肌のくすみを即効的にとるのに効果的です。
- ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、化学薬品(フルーツ酸など)を塗ることで皮膚表面の古い角質を除去し、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を整えることにより美肌を作る方法。 ケミカルピールを行なうと、にきびの原因である毛穴に詰まった角栓がとれ、毛穴周辺の厚くなった角質を取り除くことができるので、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が促進され、にきびやにきび跡が改善されます。お肌のターンオーバーが正常化されることで、柔らかくてハリのあるお肌が蘇り、さらに定期的にピーリングを繰り返すことで、にきび予防と、美肌を保つことができます。顔以外に背中、胸、腰などへの施術も可能です。 なお、ピーリングした後は、皮膚が薄くなって外的刺激に弱い状態になっているため、ゴシゴシ洗顔したり、紫外線にお肌を露出しないようにしましょう。
- コラーゲン
コラーゲンは、動物体中にもっとも多く含まれるタンパク質で、生体の全タンパク質の20〜40%を占めています。特に皮膚、骨、軟骨、腱など結合組織の主要な構成成分になっています。細胞同士をくっつける接着剤の役割も果たすコラーゲンは、皮膚の弾力性や水分を保持する働きがあります。 コラーゲンは体内でも合成されていますが、加齢などによりコラーゲンの量が減少すると、シミ、シワ、関節や骨が痛む原因となります。 食物でコラーゲンが多く含まれているものは、肉、魚類などの骨や軟骨、腱、皮、内臓など。プルプルしているところが特に豊富。化粧品の成分としてもコラーゲンは人気ですが、コラーゲンの分子は真皮まで浸透するには大きすぎて、到達できません。しかしコラーゲンは保湿力に優れているため、保湿効果を狙うなら有効と言えます。シワやたるみを改善するなら、皮下に直接コラーゲンを注入する「コラーゲン注射」という方法も。
- シミ
お肌がUV(紫外線)をあびると、太陽光線を吸収する働きのあるメラニン(色素細胞)とよばれる細胞が、紫外線の刺激から肌を守るために作られます。メラニンは黒褐色の色素を作るため、日焼けをすると肌が黒くなります。 本来このようなメラニンは、肌の新陳代謝(ターンオーバー)とともに表皮に押し上げられ、アカなどと一緒に剥がれ落ちていくのですが、ターンオーバーがうまくいかず、表皮の奥に色素がとどまってしまったものがシミです。
UV( 紫外線)を浴びることによって肌が酸化すると「過酸化脂質」と呼ばれる有害物質が生まれますが、これも肌にダメージを与え、シミの原因になります。 不規則な生活やストレスもメラニンを増やします。特に睡眠不足は肌のターンオーバーを鈍らせるので、メラニンをとどまらせ、シミをつくる原因になります。また、ホルモンバランスが崩れる時期もシミが出来やすくなりますので、規則正しい生活とUV(紫外線)対策が大切です。
【シミとそばかすの違い】
シミとそばかすは医学的には異なるものです。
どちらもメラニンの増加によってできるものですが、シミは、主に30歳以降の女性に多く、形や大きさもさまざまです。ストレスや女性ホルモンが関係するとの説もあります。
それに対してそばかすは、遺伝的要素が強いもので、顔の真ん中や手の甲、腕、肩、背中など日光にさらされる部分に多く、小豆大までの小さな色素斑がほとんどで、体質的にできやすい人とできにくい人がいます。
つまり、シミは後天的、そばかすは先天的なものです。
- しわ
しわには、大きく分けて、皮膚の浅い部分での変化である「小じわ」と、皮膚の深部まで達する「大じわ」に分けられます。
しわの原因としては、紫外線や乾燥によって、皮膚真皮層のコラーゲン線維の減少・エラスチンの変性・エラスチンやコラーゲンなど線維芽細胞の活動が鈍化、肌のたるみが助長され、大じわとなる。エイジングケア化粧品には皮膚に潤いを与えるコラーゲンを配合したものが多い。皮膚の代謝を高め、たるんだ皮膚をリフティングし(ひっぱりあげ)、パックなどで潤いとハリを回復するなどのケア方法があります。
- ターンオーバー
ターンオーバーとは、表皮の細胞が、皮膚の奥から表面へ押し出され剥がれ落ちるまでの新陳代謝サイクルのことです。
ターンオーバーは、健康な皮膚であれば通常28日間といわれています。表皮の最初の細胞は基底層で発生し、性質や構造を変えながら、有棘層(ユウキョクソウ)・顆粒層へと押し上げられて角質層へ到達し、最後は角片(アカ)となって剥がれ落ちます。メラニンもターンオーバーによって脱落するため、日焼けをしても時間がたつと元にもどります。しかし、ストレスやUV(紫外線)、睡眠不足、偏食などで、ターンオーバーがうまくいかなくなると、メラニンが皮膚の中に蓄積してしみの原因になったり、角質層が厚くなることで肌の透明感が失われ、くすみがちになります。
- ホワイトニング(美白)
ホワイトニング(美白)とは、UV(紫外線)や乾燥などの外的刺激から皮膚を保護してメラニン色素の生成を抑え、肌の潤いを保つことによって、シミ、そばかす、くすみなどの予防を目的とするものです。
- 敏感肌
敏感肌とは、主にストレスや不規則な生活、季節の変わり目などにより、健康な皮膚がもつバリア機能が低下し、外的刺激(乾燥・UV(紫外線)など)に弱くなっている肌の状態のことです。
スキンケアの面では、刺激成分を含む化粧品を避けて、角質層の保湿に心がけることが大切。化学物質に過敏になっている場合がおおいので、なるべく天然成分のものを選びましょう。ストレス、睡眠不足は大敵なので、規則正しい生活を心がけましょう。
